1999/11/3 SCCJ Inter Club Historic Car Raceが開催されました。 4月に続き、今回も私はClubman Cupに参加しました。始めに、今回はタイムスケジュールの関係で写真が非常に少ないことをお詫びしておきます。 朝、何時ものサービスエリアにて仲間と集合し、一路筑波サーキットへと向かいました。サーキットに着くと既にパドックはエントラントでいっぱいになっています。計測器を受け取るのが、いわば受付といっしょの事なので、先ずはそれを受け取りにコントロールタワーへ。この間、本コース上では、LOTUS Cupが行われていました。これには当クラブから齋藤氏・植野氏の二名が参加しています。走るところを見たいのは山々ですが、自分のスケジュールをこなさなければならないので断念。結果を聞いてみると、1位は齋藤氏で、ベストタイムは植野氏であったとのことでした。 計測器を取付けたり、荷物を降ろしたりと準備に忙しくしていると、いよいよ自分の予選が始まる時間となりました。今回エントリーしているのは、全部で19台。多くもなく、少なくもなくと言う台数で走りやすい。特別熱くもならず、気持ち良く走って結果を見ると、1分13秒180でなんと運良くポールポジションをゲットできました。最前列からのスタートなんて夢にも思っていなかったので、嬉しいやら緊張するやら。ドクターチェック、車検、ドライバーズミーティングとスケジュールをこなし、いよいよスタートの時間が刻一刻と迫ってきます。初めてのポール、軽く走ってのタイム、1分13秒以下で走ったら失格などと、種々いらない事を考え始めたのがいけませんでした。スタートラインに着く前に、すっかり自分に負け、マイナス思考、モチベーションは最低になっていたのです。 最前列、それもポールポジションはとても気持ちが良いです。前に見えるのは1コーナだけ。シグナルがグリーンに変わっていざスタート。排気量の差でMGBに前を許し2位で1コーナーへ、「そんなにとばすと13秒を超えてしまうのでは」と言う先入観で走っていると、ボコボコ抜かれ、気がつくと7位まで下がっていると言う体たらく、気を取り直して前を追いかけるが既に遅し。一度落ちてしまったテンションは簡単には上がらず、1台を抜いただけの6位フィニッシュとなってしまいました。リザルトを見てみると、レース中のトップタイムも13秒台中盤! これなら、邪念を持たずに最初から全力で走っていれば、お立ち台は確保できたのにと、自分の馬鹿さ加減にあきれてしまいました。レースって本当に難しいとつくずく考えさせられました。 自分のレースの次は、一緒に行ったレース仲間のGreen Frag Sと言うレースの番。このレースは、最近のクラッシクレースでは珍しく、2回も赤旗が出る荒れたものとなりました。1週目の最終コーナーで4台(マーコス・BMW2002・ポルシェ911・ミニ)が絡む事故で1回目の赤旗、再スタート後、数週の後に1コナーでまた2台(TR4・ミニ)が絡み赤旗レース終了となりました。一緒に行った仲間は無事でしたが、クラッシュした中には古くからの知り合いもおり、レースの怖さを感じました。幸いにも、怪我をした人がいなかったことは不幸中の幸でした。 レース終了後、気の合った仲間と会食後帰路に着いたわけですが、全員無事で何よりでした。 今回の反省点
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文責:田村寿拡 |