花模様

Club Logo 4月度 伊豆一泊ツーリング

2024/04/20 - 21/Sat.- Sun.

お天気、サイコー!

皆さん、憶えてらっしゃいますか?大雨に祟られた昨年4月の伊豆ツーリングを!そして、雨のせいで参加14台のうちLotus車は新潟から遠路はるばる来てくれたK島さんのM100 Elanたった1台だったこと。
一方、今年は打って変わって好天に恵まれ、春の伊豆半島を気持ちよく駆け巡ることが出来ました。Lotus車もElanが5台、M100 Elan 2台、Europa Spl. 1台、の計8台を
数えるまでに。それでは、2024年4月の伊豆ツーリングをレポート致します。
 

5速ギアボックスElan登場

いつも通り東名高速海老名SAに集合。近くに停めてあった綺麗なジネッタとケイタラムのドライバーさん達と暫しの歓談後、一緒に集合写真をパチリ。

8時30分ごろ出発してアネスト岩田ターンパイク箱根の早川入口へ移動。ここで新潟から前泊して参加のK島さん親子、湘南在住のH江さんとN田夫妻、そして日帰り参加のN川さんが合流。N田さんのベージュ色のElan S3を見るのはこの日が初めてだったのですが、なんと工場出荷時から5速ギアボックスが組み込まれていたという珍しい個体です。
5スピード S3クーペ
工場出荷時より、26R風のブリスターフェンダーに26Rアロイホイール&ハブ、5速ミッションを搭載した超希少なモデル。最高速記録用に特別に製作された個体とか。
   ターンパイク早川入口  
 
 

トラブル発生

次の停車地は大観山展望台。千葉から参加のJ川さんはN林さんのローダーに予め積んで来てもらっていた26R Elanにここで乗換え。とここでトラブル発生!H江さんの黄色Elan S4のクラッチが切れないとのこと。マスター・シリンダーを開けて見ると、オイルが抜けきってカラカラ。どうもクラッチ・レリーズ・シリンダーに問題がある様です。
先ほどJ川さんの26R Elanを降ろしたばかりのローダーに急遽H江さんのElan S4を載せ、湘南の某ショップに運んでもらうことに。H江さんはJ川さんがここまで乗って来たマツダに乗換えてツーリング続行。 
 

ローダー大活躍

十国峠レストハウスで小休止した後伊豆スカイラインに入りますが、お天気が良いせいかファミリー・カーが多く、団子になってなかなかいいペースで走れません。トロトロと亀石スカイポートの駐車場に着いたのは10時ごろでした。そこでは鮮やかなブルーのランボルギーニがお出迎え。伊豆在住の元メンバーさんが待っていてくれたのです。
と、ここでトラブルNo. 2発生。J川さんの26R Elanが駐車場に入った瞬間エンジンがプツンと切れ、そのまま二度と掛かりません。電磁ポンプはカチカチ動いてはいるのですが、燃料を吸わず空撃ち状態です。湘南の某ショップにH江さんのElan S4を降ろしたばかりというN林さんに電話連絡、亀石スカイポートに寄って26R Elanをピックアップしてくれる様お願いし、J川さんはH江さんに貸していたマツダに戻ってH江さんと一緒にツーリング続行。
  

おもろい親爺の店発掘

伊豆スカイラインを冷川で下り、県道12号・59号を経て湯ヶ島から国道414号を南下。道の駅「天城越え」で小休止した時腹が減った気がしたのも無理はない、ここまで来るのに予定より1時間ほど遅れている。
河津七滝ループ橋を経由し、去年部分開通した河津下田道路「河津七滝IC」〜「河津逆川IC」間のトンネルを気持ちよく駆け抜け一路下田を目指す。昨年昼食をとった道の駅「開国下田みなと」の評判が今イチだったので、幹事として今回名誉を挽回すべく選んだのが鍋田浜海水浴場からすぐの所にある「合掌」というお店。
広い駐車場には何故かロータリーがあり、そこに円陣を組んで車を停めるととても良い絵になった。店に入ると田舎家風で囲炉裏があったりしてイイ感じ。今の時期採れ立ての山葵を自分でおろして食べるソバが抜群とか。他にうどんもお勧めで私が頂いた鴨うどんは関西風の出汁が美味しくて全部飲み干してしまったほど。しかし何と言ってもこの店が素晴らしいのは、ギャグを連発するおもろい親爺。なんでも笑福亭鶴瓶と同じ浪速高校の先輩らしい。余りにも美味しくかつ楽しい昼食でみんな大満足の様子、そこでおもろい親爺を囲んで写真をパチリ。
「合掌」にて
 
     

蛇石峠にチャレンジ

昼食を楽しんだ後は、今回のハイライト「蛇石峠」を目指します。国道136号をひたすら西進し、道の駅「下賀茂温泉 湯の花」で小休止。ここで隊列を整えてから県道121号に入ると、暫くはただの田舎道が続きます。
ところが名前も判らないある集落の小さな赤い鳥居を過ぎると急に林道に変貌します。どうやら蛇石峠に突入したようです。私はブラインド・カーブに差し掛かる度にホーンを鳴らし対向車に備えながら先導を務めます。実は私のエランは米国仕様のLHDで左側が山の左カーブだと特に見通しが悪いのです。逆にLHDの良い点は、左側に側溝があってもギリギリ左に寄って走れることでしょうか。狭いところで対向車とすれ違う時には大変便利です。あともう一つLHDのElanの良い点をこの際言わせて貰うと、ブレーキとクラッチのマスター・シリンダーがエキゾースト側にあって、油量の点検が容易なことでしょうか。RHDだとキャブレターの下に隠れてしまい、手が入らないと思います。
 

海光苑さんいつも有難う

蛇石峠では若干緊張しましたが、全員無事に海光苑チェックイン。今回ローダーで参加のN林さんもほぼ同時に到着。そして急な仕事が午前中に入ってしまったというS山さんも宿に直行で来てくれました。
温泉にゆったり浸かってから、恒例の食前酒大会、いつも通り美味しい海光苑さんの夕食、そして食後のLotus談義大会と続き、岩地温泉の夜は更けて行くのでした。
ちなみに今回も海光苑さんはClub Lotusの貸切りにして下さり、誰彼に気兼ねすることなく楽しい一夜を過ごすことが出来ました。どうも有難うございます。
また参加者の皆さん、特にN林さんにはご協力頂いてツーリングを恙なく終えることが出来ました。有難うございます。今回ほどN林さんのローダーが活躍したツーリングは他になかったのではないでしょうか。幹事としてもN林さんのお蔭で参加者全員ツーリングを無事に楽しむことが出来て大いに感謝しております。
参加台数: 14台
参加人数: 15名

文責:山田 伸幸



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