花模様

Club Logo 4月度 伊豆ツーリング

2021/04/17/Sat.


一年以上も続くコロナ禍のため当クラブ恒例のイベントが次々とキャンセルの憂き目を見る中、東京都に出された三度目の緊急事態宣言そして東京近県に実施されたまん延防止等重点措置の直前、当クラブ今年最初のイベントとして伊豆ツーリングを日帰りに限定してなんとか無事に挙行することが出来ましたのでご報告致します。

前後の週はほぼ毎日「晴れ」が続いていたのに、なぜか当日の17日だけよりによって生憎雨の予報。幹事なのだから多少の雨ならなんとかロータス車で行きたいと朝ギリギリまで雨雲レーダーを睨んでいましたが、お昼ごろからかなりの雨量となるのはほぼ確実。我がS1エランはドアーの隙間から雨は入り込むしトランク・リッドがS3以降と異なりどうしても雨水をトランク内に落とし込む構造になっているのです。という訳で仕方なくエランは諦めドイツ製三ツ星マークの足車で集合場所の海老名SAへ赴きました。

昨年秋の伊豆ツーリングでは横浜町田インター付近での渋滞に巻き込まれ幹事のくせに遅刻したことの反省から今回は頑張って滅茶苦茶早目に家を出ました。当然海老名SAに一番乗りです。ゆっくり朝食を食べ終えてから余裕で待っていると、三々五々集まって来たのはポルシェ、BMW、ボルボ、スバル、マツダ、…。やはり大多数の方が雨の予報のせいで足車に乗換えて来ていました。ロータス車は、Tさんのエラン、Uさんのエクセル、Nさんのエリーゼのみという状態。60年代の車という括りで言うと、前述のTさんのエラン以外にあと一台Sさんがクラシックのミニ・クーパーSでの参加。Tさん、Uさん、Nさん、Sさんご苦労様です。
8:00過ぎ予定通り海老名SAを出発、湘南から来るNさんとの待合せ場所箱根ターンパイク早川入口に向かいます。長年M100エランを所有されるNさんは足車用にと最近購入されたGRヤリスに乗って待ってくれていました。実車を間近に見るのは初めてでしたが、まさに「羊の皮を着た狼」的なホモロゲーション・モデルのオーラを感じさせます。大手自動車メーカーでデザイナーをなさっていたNさん曰く、「中身を見ればメーカーとして普通こんな値段で売れないほど手がかかっているので、買っておいて損はない」とのこと。なるほど、私も余っているお金があれば買いたいと思いました。
ターンパイク早川入口
しばし休憩のあと、箱根ターンパイクに入り、伊豆スカイラインを経て亀石峠に向かいます。そこからは19号を通って道の駅「伊豆のへそ」へ。ここではるばる愛知県一宮市から参加のMさんと待合せです。最近クラブに入られたMさんの車は白のモダーン・ヨーロッパ。内装もクリーム系で綺麗です。パワートレインはトヨタ系のエリーゼと異なりオペル系とのこと。そう言えば、オペル・ロードスターのシャーシーはロータスのアルミ・バスタブでしたね。 
伊豆のへそからは狩野川の西岸を走る細い129号を南下してから、虹の郷の前を西に方向を変えだるま山高原レストハウスへ行き、ここでコーヒーブレイク。晴れていれば駿河湾越しに富士山が見える絶景ポイントなのですが、生憎の天気で見えるのはどんよりした雲だけです。

参加者各自コーヒーを飲んだり、ソフトクリームを舐めたりしてリフレッシュしたあとクラブロータス伊豆ツーリングのクライマックス、西伊豆スカイラインに向かいます。基本下りが多いワインディング・ロードなので前車について行こうと無理してオーバースピードになると危険。今回車両台数も多いことですし、二つのグループに分け間を空けて走ることにします。先発グループのリーダーは車使いの名手Jさんにお願いし、トンネルを越えた先で待ってもらうことにします。
 
後続の私のグループはトンネルの先でJさんグループと入れ替わり先行、59号を湯ヶ島温泉方面に向かって東進します。鄙びた集落を抜け414号にぶつかると右折して再び南下、今回の目的地河津七滝に向かいます。河津ループ橋を右回りにグルグルと二回転しながら45メートルもの高低差を下り、最初の信号を左折。今さっき降りて来たループ橋のたもとをくぐって河津七滝の町に入ります。大きな町営無料駐車場に無事全員・全車集合。今回のツーリングはここで終了・解散です。このあと昼食を取ろうが河津七滝を巡ろうが、あるいは何処か別のところに向かおうがコロナ禍の最中でもあり三密を避ける意味でも自由にしてもらいました。
これを書いている時点で当日から既に2週間以上経っています。参加者の誰かがコロナに罹ったという報告は受けていませんので、幹事としてほっと胸をなでおろしている次第です。参加者の皆様、いろいろな制限にも拘わらずそして悪天候をおしてご参加下さり本当に有難うございました。

参加台数: 15台
内Lotus 4台(Elan, Excel, Elise, Europa 2)
参加人数: 21名
Club Lotusオリジナル・パーカ装着率: 凡そ70%

文責:山田伸幸



Send Mail
Back
Top Page


花模様