花模様

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2016/05/08/Sun.

5月8日(日)昨年も参加したNekoPublishing主催のサーキットイベント「Neko Automobile Festival 2016」に参加しました。今月のイベントは、当初予定の幹事の都合が悪くなり急遽担当者変更になるドタバタから始まったため、3月についでの同じ袖ヶ浦フォレストレースウェイのサーキット走行会への参加という似たような内容になってしまいました。

今回参加していただいたのは、

年式順で
 関口さん      LOTUS Elite
 実川さん      LOTUS ElanS2
 田村        LOTUS ElanS2
 萩原さん      LOTUS ElanS3
 仁科さん      LOTUS ElanS4 Sprint
 五十嵐修治さん LOTUS Esplit TurboSE
 藤浪 Jrさん    Rover MINI Racing

の方々です。昨年より少しだけ少ないエントリー数でしたが、3月にも走られた、大木会長、杉山(種)さんは車のメンテナンス中、昨年参加された山田さんは体のメンテナンス中、三瓶さんはお仕事でと残念ながら不参加となりました。次の機会はぜひ一緒に走りましょう。


さて、本題のイベントですが今年は去年に比べてエントラントが多く、袖ケ浦のパドックがほぼいっぱいになりました。各走行会もほぼフルグリッド状態で、かなり込み合った走行会になっています。新旧にかかわらず、どのクラスも速い車とそうでない車の車速差が結構ある混沌とした状態です。大きな事故は起こりませんでしたが、注意が必要な状態でした。

我々がエントリーしたクラスは、昨年同様、Car Magazine Historic Racing Padoc 枠です。LCIが主催するSevenやEliseの枠もありましたが、ちょっと趣が異なるので、Car Magazineを選択です。関口さんは当初26Rで参加の予定でしたが、エンジンが間に合わないのでとEliteで参加です。でもこのElise、Dunlop G5を履いておりやる気満々です。うまくすればElite同士の貴重なバトルが見られたかもしれないと思うと大木会長の車がメンテ中で参加できなかったのが非常に残念でした。

実川さんはエコタイヤは山があってもサーキットなどで激しく熱が入るとすぐグリップ力が落ちるとかでエコタイヤを新調して準備万端です。

萩原さんもサーキット用にAvon ACB10を仕込んで来ています。

仁科さんは、今回は13inchのSタイヤで参戦です。14inchの方が山がなくなったそうです。リアが3000〜4000kmしか持たないとのこと。すごくパワーが出ているんですね。

藤浪Jrさんは、3月はクラッチのトラブルが出たので、全面的にそのあたりを見直し、バージョンアップしてきているとのこと。そのほかにも、あちらこちらと親子で手を入れており、ほほえましいと言うかうらやましい限りです。親子で同じ趣味に没頭できるって素敵です!

田村は、3月の走行会でブレーキに若干エアが噛んだので、今回はブレーキオイルをDOT5.1に変更して臨みました。
10:30 タイスケ通りコースインです。
パドックの並び順にコースインなので、仁科さん、関口さん、実川さん、私、萩原さん、藤浪Jrの順に続きます。

3週目、実川さんが1コーナーで止まってしまいました。他は、事故もなく無事に走行会は終了しました。

パドックに戻って、さっそく話を聞くと、すぐ後ろを入っていた萩原さんによると、「1コーナー侵入で突然実川さんの車のエキゾーストから、パッと火を噴きそのすぐあと、外側のグリーンに止まってしまったとのこと。
ほどなく、実川さんが、けん引されながら戻ってきました。メインストレートでアクセルを全開にしたら戻らなくなって、1コーナー侵入でブレーキをかけても車速が落ちないので、慌てて3速に落としたらエンジンが逝ってしまったとのこと。
パドックで試しにセルを回してみるとヘッド周りからガシャガシャ音、完全にアウトでした。

クラブ員が良くお世話になっている萩原レッカーサービスは、今回自走できているので使うことができません。

しかし運よく今日は藤浪一家が大事を取ってMINIをトラックに積んで来ています。心配されたMINIは、トラブルもなく自走可能です。藤浪レッカーサービス発動です。実川Elanを自宅まで回送してもらうことに・・・。本当に藤浪さんにはお世話になります。


昼食を食べて、散策していると藤浪さんがお宝を発見しました。なんと幻の S30Z 432-Rです。それも完全にノーマル、工場出荷状態といってもいいほどの逸品です。あクリスウィンドウにはNISSANの刻印、メインキーもステアリングコラムからシフトレバー後方に移設され、マッハのステアリングがついています。詳しくは写真をご覧下さい。


その後解散し、大きなトラブルもなく、家路につくことができました。



ここまで読まれて、あれ?五十嵐(修)さんはどうしたの?と思われた方もいらっしゃるかと思います。実は彼の勘違いで
エントリーするのを忘れていたそうです。しかし、彼のキャラクタがなせる業か、パドックパスなしてEspritを乗り入れてきました。さすがにゼッケンがないので走行会に参加することはできませんでしたが、どこかのキャンギャルに挟まれて記念撮影をされていました。どこかの雑誌に載るかもしれません。記念撮影には五十嵐さんからLOTUS FLAGをお借りしました。


PS:今回は幹事が走行会に参加していたこと、いつも写真を撮っていただいている黒田さんが仕事で来られなかったことなどが重なり、走行シーンの写真が少ないです。この部分の写真は藤浪さんと関口さんの奥様にご協力頂きました。ありがとうございました。
     
at Paddock
出走前点検
   
 at Track  
 

  幻のFairlady Z 432R
   完璧といってよいほどオリジナル。よく残っていました。
     
幕張SAにて お疲れさまでした。 
     
※今日の教訓:
  もしもアクセルが戻らなくなったら、クラッチを切らずにイグニッションを切りましょう。

今回のエンジンブローは他人ごとではありません。サーキットだからエンジンだけで済みましたが、一般道で起こっていたらさらに怖いことになっていたかもしれません。
この対応策は咄嗟にはなかなかできません。普段から心に刻んでおきましょう。

 

文責:田村 寿拡



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