Logoチーム・ロータス50周年記念ジャパン

Special Celebration of 50 years of Team Lotus in Japan

2004/11/20/Sat.〜21/Sun.


49B

 昨年7月18日、チーム・ロータス50周年記念行事がロータス本社にて盛大に行われたことは各種報道を通して皆様既によくご存知の通り。この記念すべきイベントがなんと我が日本にもやって来ました。イギリス本国の外で開催されたのは世界中でも日本だけ。我がクラブ・ロータスとしてもこの二度とない歴史的イベントに積極的に参加致しました。以下はそのご報告です。


クライブ氏と西田氏11月20日(土)
 ホテル・ツインリンク・モテギの会場に日英両国のロータス関係者が集まり前夜祭が執り行われ、クラブ・ロータスからは大木会長他5名で参加。懐かしい旧友との再会を祝うと同時に新たな仲間との出会いを大いにエンジョイした集いでした。
クラシック・ティーム・ロータスを率いるクライブ・チャップマン氏と共に来日した3人の元メカニックのそれぞれが歴代F1ドライバーとの思い出やエピソードを披露、今回の企画・運営を一手に引き受けられた西田旬良氏にクライブ・チャップマン氏から思いがけないプレゼントが贈られパーティーはクライマックスに。なんとそれは1976年10月24日、雨の日本グランプリでマイケル・アンドレッティがロータス77をドライブして得た陶磁製の優勝カップ、クライブ・チャップマンと西田氏の熱い信頼関係を象徴するようなハプニングでした。

11月21日(日)
 勿論、当日のメイン・イベントは往年のロータスF1マシンによるデモンストレーション。1968年かのジム・クラークやグラハム・ヒルがドライブしたタイプ49Bから始まって、72、78、79、91、それにホンダ・コレクションに収まる100Tの6台がそれぞれのF1ノートを轟かせて一斉に全開で走る様はまるで夢の様。

三枝_11 大木_14
Saigusa 11 Ohki 14
 メイン・イベントを挟んで前後は新旧のロータス・モデルによるレースおよび走行会が催され、我がクラブ・ロータスからはヒストリック・スポーツカー・レースに大木会長(レーシング・エリート)と三枝氏(イレブン シリーズ1ルマン)が出走。他車がすべて1500c.c.以上のところにそれぞれ1216c.c.、1098c.c.の小排気量で果敢に善戦するも、途中タイヤを飛ばした車が記念グッズあったため本来8周のレースが突然3ラップで終了。両選手とも持ち前の空力と冷静なレース運びを発揮する間もなくクラス7位・8位という残念な結果に終わりました。とは言え、こんなに多くのロータス車・ロータスファンが一堂に会したのは後にも先にも今回が初めてなのでは。そんな記念すべき時間を多くの仲間と共有出来て、忘れ得ぬ思い出となった一日でした。 
文責: 山田 伸幸


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