今回参加したメンバーは大木会長、加藤登志夫副会長、五十嵐さん、橋本さん、杉浦さん、斎藤さん、植野さん(2日目のみ)、鳥谷さん(1日目のみ)、稲岡さん、梅原夫妻、と私(浅野)の12名でした。
なお、五十嵐さんは数年振り、稲岡さんと梅原夫妻は今回初めてツーリングに参加して戴きました。また、五十嵐さんはジウジアーロ・ボディの最終型のターボ・エスプリ、稲岡さんは何と松本からエスプリS4Sの特注300馬力、梅原夫妻はあのセナが所有し片山右京が乗り継いだマルーンのエクセルで参加といつもよりバラエティに富んだ参加車両となりました。
昨年は例年通りというか、例年以上の大雨に祟られましたが今年はクラブロータスの秋のツーリングでは奇跡とも言うべき晴天で高原に上がるまでは暑いくらいの天候でした。
昨年の失態を繰り返すまいと(去年は横浜町田インターが交通渋滞緩和の為、入線規制が行われていたため遅刻して亀石峠でやっと合流した。)30分早い6時に自宅を出発。横横の港南台から乗るので国道16号を北上するため右折したところで燃料計に目をやる。3/4は入っている。充分だろうと少し進んだところでちょっと心配になる。「何が起こるかわからないし…」結局後戻りしていつものモービルへ。「あ〜あ、やっぱ何だかんだで6時半だよ」とぼやきながら、ちょっと急いだ。
今年は入線規制も無く東名は自然渋滞程度、7時半ちょっとには海老名S.Aに到着。黒のヨーロッパが先に着いていた。でもあたりにドライバーはいない。携帯で持ち主に電話する。
「今年は遅刻しませんでしたよ。早いですね。今何処にいます?」
電話の向こうは橋本さん
「ちょっとトイレに。一番遠い人が一番早く着くのだよ。」
との弁。海老名ではあと、斎藤さん、杉浦さんと梅原夫妻と合流予定でしたが、杉浦さんが出発時刻を過ぎても来ない。
(いつもは会長もここでの合流だが、今月初めに伊豆高原の加藤副会長のところに車を置いてきてしまったので、朝早くの電車で加藤さん宅へ取りに行ったのであった。車を置いてきた理由は本人の名誉のため、ここでは触れないようにしよう)
『携帯も持ってないしどっかで止まったのかな…』という心配は誰もしていなかったようだがしばらくして杉浦さんがやってきた。「どーも〜、何か1本調子悪いから途中でプラグ交換してきた。」
といつもの調子。給油を済ませて五十嵐さんと合流予定のターンパイク入り口まで各々のペースで走る。
思ったより空いていたので待ち合わせの時間より15分以上早く着いてしまった。運転中(マナーモード?)なのか五十嵐さんの携帯は繋がらないので一服して待つことにした。手持ち無沙汰で待っているとOL?学生?女性二人がヨーロッパをバックに写真を取りたいという。勿論OKの返事をしてメンバー全員背景にさりげなく下品に写るようポーズ。被写体の対象に選ばれなかったあるメンバーが「何であいつのヨーロッパなのか?ゴニョゴニョ…」とか言ったとか言わなかったとか。写真を何枚か撮った後、御付の男がなにやらヨーロッパについてうん蓄。オーナーを目の前にして聞いたふうな事を延々。『う〜ん、こっちが赤面する。』
五十嵐さんと合流し、いざ頂上へ。時間帯が良かったのか傍若無人だったからかめいめい気持ち良く走り抜けた?伊豆スカ入り口で鳥谷さんと稲岡さんと合流の予定だったが、ターンパイク出口の突き当たりに目立つ2台を発見合流した。ここで伊豆高原組以外のメンバーが全て揃ったので簡単に挨拶を済まし亀石峠まで直行することした。
伊豆高原組の大木会長と加藤さんとの合流は、昨年は大雨のため緊急避難的に利用した近くの温泉(万天の湯)が結構良かったので、今年も昼食を兼ねてそこで落ち合うことになった。先に昼食を済ませ温泉へ、(何度もしつこいですが)今年は天候に恵まれたので露天の桧の風呂からは、すばらしい景色と眼下のテニスコートでの合宿の風景を見ながらで暫しの休息。(立ち上がると下から丸見え)風呂上がりにはやはり生ビールで乾杯という人もいれば一眠りというひとも。それぞれの一時を愉しんだ。(駐車場に止めた愛車たちを綺麗にならべその前にオーナーたちが座り記念撮影)
丁度良い時間となったので宿へ向かいチェックインすることにした。駐車場に車を止めて荷物を運び出す前にとりあえずロビーで寛ぐ。すると突然の強雨(夕立?)。やっぱり。今年は雨が走行中で無かったのがせめてもの救い。と自分を慰める。
夕食まで少し時間があったので、部屋で今回初参加の稲岡さんが差し入れてくれた珍しい日本酒を皆で愉しんだ。夕食後も一同部屋に集って、いつものように宴会が始り尽きることの無いロータス談義に熱中した…?
翌朝、雨は上がっていた。筆者のヨーロッパはやはり雨漏りにより床はずぶ濡れ状態。毎度の事だが気合を入れ(直し)て車を拭く。朝食を済ませ、梅原夫妻は伊豆の他の場所を回るということで先にチェックアウト。他のメンバーは加藤副会長の47を拝ませてもらいに自宅ガレージへ、オートジャンブルにも紹介された車とガレージということで橋本さんが雑誌のコメントを揶揄を込めて言う。皆にせがまれエンジンに火を入れることになった。さすがDFVの基となったレーシングエンジン音といい吹けといい凄い迫力。思わずこうで無くっちゃと思ってしまう。ヨーロッパの理想形を目の当たりに実感した。残念ながらこの日は気温が高く、水温がすぐに上がってしまい一緒に走ることは出来なかった。
そうこうしている内に、昼時となり昼食をとろうと言うことになったが、橋本さん、五十嵐さん、筆者は先に帰ることで今回のツーリングはここで解散となった。
以下、今回参加して下さった方々と、当日のルートを紹介します。
大木孝修会長
加藤登志夫副会長
五十嵐勝氏
橋本裕氏
杉浦直人氏
齋藤真一氏
植野幹氏
鳥谷和史氏
稲岡英作氏
梅原渡ご夫妻
浅野愼一郎(幹事)でした。
1日目
海老名S.A(東名)→(小田原厚木道路)→(箱根ターンパイク)→(伊豆スカイライン)→亀石峠→万天の湯→宿(ドーミークラブ大室高原)2日目
各自各々のルートで帰途